もう少し話を引きずって・・・

私は合併自体には別段反対する気はありません。そもそも住民の代表たる議会・首長がその必要性を感じ、合併を推進しようとするのは住民の意思を代弁しているといえます。
しかし、今行われている財政の逼迫による合併というのは住民の意思を超え、政治的な“思惑”による合併の無理強いであるように思えます。各地での合併に関する住民投票や合併協議会の迷走などがそれを象徴していると思います。

更には由緒ある自治体名称の消失は全てを自治体名として残せない以上はやむを得ないことですが、取って代わる名称が愚にもつかないものであったりするのはいかがなものかと思います。しかもそれが住民の意思を半ば無視するように小委員会によって決められるケースがあるのも残念なことです。

そして議員の在任特例と駆け込み支出。これらに至っては今回の合併の大義となってしまっている“財政の逼迫”を顧みない悪辣な行政とも言えます。逼迫した財政は議会の創りだした予算に責任があるはずながら、ほとんどの議員はまずもって自ら責任を取る気はないのです。もっともそうでない例もあるでしょうが。


・・・むしゃくしゃしてやった(ぉ