ノートPC

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0426/pana1.htm
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0426/pana2.htm
Let'snote使いの端くれとして、やはり気になる新機種発表。
耐荷重量100kgという同社のTOUGHBOOKを彷彿とさせる頑丈性、そしてT4の12時間に代表される長時間駆動能力。これぞLet'snoteといった尖った特徴を備えた製品になっています。
これだけの長時間駆動に対応するために大容量のバッテリーを搭載するのは当然なのですが、パーツ個々の消費電力をも削っているために数値に表れない箇所などで若干のしわ寄せが見られたのがこれまでのモデルですが、今モデルはどうなのでしょうか。

私の使っているCF-M2Cは小型のバッテリーのためLet'snoteらしからぬバッテリー駆動時間の短いモデルなのですが、それでも消費電力を削るためでしょう、液晶の質がそれほど良くなかったりします。LANは性能のよいintelのi82559ですが、現行モデルではパーツ単位の消費電力の低減のためもあるのでしょう、廉価かつ低消費電力のRealtekのRTL8139(通称:蟹)が採用されています。
また、新旧問わずHDDも比較的消費電力の低いものを採用しているようですが、HDDはシステムファイルへのアクセスの他にも作業領域としてアプリケーションを動かす際には必ずと言っていいほどアクセスされるので、それこそCPU以上に体感速度への影響があるパーツかもしれません。

とは言うものの、外で使うことを前提とした場合は消費電力を抑えることが何より優先されますので、通常のデスクトップの見方とは違う視点で割り切って考えた方がいいでしょう。少なくとも重量と性能とバッテリー駆動時間のバランスを見ればこれらの製品はとても優れたものであることに間違いはないですから。