日本語(というか漢字か

「見るに耐えない」とかいった感じの表現をしようとして「燦々たる」などと戯けたことを書いてあるのを見かけたので更新します(ぇ
「燦々(さんさん)たる」などと書いてあると後光が差しているかのような輝かしさを感じますが文脈からしてそんなことは無く、「惨憺(さんたん)たる」と間違えたのでしょう。「暗澹たる」という言葉もありますが。おそらく間違えていることにすら気づいていないでしょうけど・・・。
講義なんかでも教える側が専門用語を間違えていることがしばしばあります。例えば「重畳(ちょうじょう)」、これを「じょうちょう(冗長?)」と読んでいる人はかなりいます。そのように誤読しておきながら口頭のみで説明されたりするとまったくもって意味不明になります。
「漸減(ぜんげん)」を「ざんげん」などと言う人も結構いるようで。「讒言」などと言われると戦々恐々としてしまうので正しく読んでほしいです(ぉ
ちょっと似た言葉で「逓減(ていげん)」も読めない人がいたりしますが、全く使わないというものでもないので知っておいた方がいいでしょうね。JRの運賃体系の説明で使います(ェー

「腹立たしい」を「はらただしい」などと言う人がいたことの驚きに比べればどれもマシかな・・・。

国語がダメでも漢字の読みと意味がわかっていればこの辺の間違いは避けられるものです。ただし、人名や地名はそれでも難しいです。「洗馬」とか(ぉ