希望

今日の午前中、三宮の東遊園地に行って来ました。
「慰霊と復興のモニュメント」、そして「希望の灯り」に行ったわけです。歩を進めながらも、実際に被災したわけでもなく、また刻まれた名前に探し求めるものがあるわけでもない人間がモニュメントに足を踏み入れること自体に躊躇がありました。しかし、すべての名前が刻まれているわけではないにしても、あのモニュメントに刻まれたとても多くの人の名前を目の当たりにすることで改めて震災の凄まじさを感じ、また訪れる方々の亡くなられた方への思いをわずかばかり感じることができたと思います。
中には自分に起きたこと、自分の家族に起きたことを偶々居合わせた人に語る人も。できることなら話を聞きたいという思いもありましたが、被災者でもその遺族でもない自分にはその資格はないと思い、その場を後にしました。
希望の灯り」は先月のルミナリエに際して訪れましたが、改めて礎石に刻まれた文言を心に留めつつ手を合わせました。