イヤホン

昨年の春頃に接触不良で使い物にならなくなったイヤホンを復旧させてみた。既に新しいものを購入済みなこともあって予備役に変わりはないのですが。
復旧させたのはMDR-EX70、SONYのいわゆる耳栓タイプです。このイヤホンはイヤホン本体部と延長ケーブル部とに分離可能なのですが、接触不良を起こしたのはイヤホン本体側のプラグ部。ケーブルとしては使えるのがまた微妙なところ。
まず該当部位を裁断し、少し手前のケーブルの被覆を剥がす。そしてプラグの端子に半田付けすればいいのですが、端子部は圧着済みなので樹脂を剥がす必要が出てきます。この結果、プラグの抜き差しにやや不安が出てくるので実運用上は延長ケーブルとの一体的運用が望ましいです。
次に半田付け。撚り線は赤・緑・金*2の3種類4本となっていて、金の2本はGND、後がそれぞれLとRになっているようです。今回は元々端子に接続されているものと同じものを半田でつければよいのでどれがどれかということ自体は考慮する必要がありません。
手際よく半田付けができれば後は実際に音楽を流して確認し、しっかり音が出ていればこれで終了。私は手際よくないので一度GNDの半田付けが甘くてカラオケ化を起こしました(汗
久々にこのイヤホンの音に接してみると、今使っているのとはやはり違うなと実感。低音の厚みであったりシンバルの抜けの良さであったり、随所で違いを実感できます。

この時期にこんなことをやっているのは余裕というわけでも諦めというわけでもなく、単なる気晴らしです。懸案は減らしておくに越したことはありません。