読了:「メモリーズオフ アフターレイン Vol.1 折鶴/日暮茶坊」 ISBN:4757721943

さっそく1時間程度で読破。
「折鶴」:これまでのメモオフシリーズのうち、1stのアフターストーリー的な内容となっています。修学旅行という定番のネタに京都という定番の舞台、そして同級生でないヒロインは出てこないという常識的な設定と学校を退学したはずのサブキャラはなぜか出てくるというやや非常識な設定と・・・。
それでも話の根底には確かにメモオフらしさがあるのです。
桧月彩花の帰還」:タイトルの通り、ヒロインの一人である彩花がメインのサイドストーリー。巷に溢れるSSに似た雰囲気の短編になっています。
「伊波健の憂鬱」:こちらは2ndの主人公の健がメイン・・・とは言いにくいですが、ともかく主に健の視点で話が構成されています。2ndのキャラを全員出すための話とも言えます。この話にもSSっぽさを感じます。
ところで、「〜の憂鬱」などと書かれるとどうしても「涼宮ハルヒの憂鬱」が浮かんできますが・・・。