Book

読了:「涼宮ハルヒの憤慨/谷川流」 ISBN:4044292086

結局半月くらい経っての読破。別にそんなに時間がかかるほど分量があるわけではないのですが。 内容については、テンションは下がっていないはずなのにやや普通になってきた感覚があるのはなぜだろうか? まあ話が急旋回したりする奇抜さはまだまだあるので…

読了:「フルメタル・パニック! 悩んでられない八方塞がり?/賀東招二」 ISBN:4829117400

実は半月ほど前にほとんど読んでいたのですが、そのまま上京してしまっていたので今更読破。 MMOみたいな今時のネタもありますが、そこはフルメタ、物騒な高校ライフに変わりなく(ぉ 基本的に短編側のノリを踏襲しているのでシリーズを買っている人には楽し…

読了:「Hyper Hybrid Organization 00-03 組織誕生/高畑京一郎」 ISBN:4840232083

先日読み終えていたのですが、すっかり更新を忘れていました。 電撃文庫にして帯に「萌え0%」を謳うところがポイントです。 内容は外伝の完結編、やくざと科学者が手を組んでついに秘密結社が発足するという展開。続編なので当然これだけを読んでも面白く…

読了:「Javaでなぜつくるのか 知っておきたいJavaプログラミングの基礎知識/米持幸寿」 ISBN:4822281965

「プログラムはなぜ動くのか」のシリーズです。結論から言うと「プログラム〜」ほどのインパクトはないです。 一応Javaがどんなものか、言語やVMなどのことは知っているので、むしろJavaの志向している思想的なものを知りたかったのですがそういった内容はほ…

読了:「フルメタル・パニック! 燃えるワン・マン・フォース/賀東招二」 ISBN:4829117931

久しぶりにライトノベルを読破。結局1ヶ月くらい積んだままだった気もしますが。小説の類は一気に読み進めないと気が済まないのでまとまった時間が必要になります。 内容としては前回までとは変わって東南アジアが舞台に。TV版のヘルマジスタン編ほどではな…

読了:「生きかた上手/日野原重明」 ISBN:4946491260

一時期話題になった書です。 テレビなどで著者を見かけるたびに一度読んでみようと思いつつ今まで読むことがなかったのですが、先日古本屋で見かけて購入し、読破。読んでみると著者の積み重ねてきた人生の年輪を感じられる気がします。生きるということ、死…

読了:「『甘え』の構造/土居健郎」

今週は何とか1冊。実家から借りてきたものですが。 35年も前の書でありながら、今に通じるものが多くあることに驚き。当時の「現代」と今の「現代」とで社会は大きく変わっているはずでありながらも、あるいは「明治以来」であったり、あるいは「戦後」であ…

読了:「日本を創った12人 前編/堺屋太一」 ISBN:4569553419

今週は少し早めに読了。実際読みやすかったわけですが。 今の「日本」というもの、日本を日本たらしめているもの、ひいては日本人の観念が形成される上で重要な役割を果たした歴史上の人物12人のうち前半の6人を挙げ、現代に至るまでどのような影響を及ぼし…

読了:「日本語を反省してみませんか/金田一春彦」 ISBN:4047040665

週1冊と言いつつそろそろ追いつけなくなりそうな感じ・・・。 日本語研究の第一人者として、また辞書や教科書の編纂者としても名を知られた筆者の最晩年の著作。「日本語研究」などと言うと堅苦しさを感じますが身近な例を切り口にした親しみやすい内容とな…

読了:「兵庫県地震災害史 古地震から阪神・淡路大震災まで/寺脇弘光」 ISBN:4343000362

1週間1冊ということで読みかけのものを読破。前回は精神面において震災を扱ったものだったので、今回は物理面、現象としての地震に関する資料を。 内容は簡単に言うとこれまで兵庫県に被害を及ぼした地震を、そのことを記した文献とともに紹介するもので、読…

読了:「1995年1月・神戸 「阪神大震災」下の精神科医たち/中井久夫 編」 ISBN:4622037971

時事的な意味合いも含まれてきますが2006年最初はこの書を。 この書の発行は1995年3月24日、震災発生からわずか2ヶ月であり、その間での精神科医という被災者の心のケアを担う人たちからの速報と言えるものです。 この精神科医たちは自身も被災者でありなが…

読了:「涼宮ハルヒの陰謀/谷川流」 ISBN:4044292078

読み終えたのは昨日のことですが。 久々の長編ですが、読む方も慣れてきたのか内容の起伏が六甲の坂が神田の坂になったくらい緩やかに感じてきています。 そう感じたこともあってこれまでのを少し読み返してみたら、元々細かい起伏は多いが全体としては緩や…

読了:「メモリーズオフ アフターレイン Vol.3 卒業/日暮茶坊」 ISBN:4757723105

メモオフ5周年記念3部作の最終作。前作同様中編1・短編2で構成。 「卒業」:1st・2ndの双方が融合する形での完結、といった内容。個人的にはいろいろと思うことや痛いところがあったりしますが、まあその辺は人それぞれです(謎 「みなもの贈り物」:こちら…

読了:「地名で読む江戸の町/大石学」 ISBN:4569615481

上京の時に読んでいた本ですが、少し残った状態のままほったらかしになっていて今になって読破しました。 前半は江戸という都市の沿革をかいつまんで記してあり、後半は各地名の由来やその地に関する話が書かれています。 この本を読んで思ったのは自分の知…

読了:「涼宮ハルヒの動揺/谷川流」 ISBN:404429206X

前作が短編だったので今作は長編かと思いきや短編でした。“動揺”などとあるから話が進んでいくのかと思っていました・・・。 5編中“溜息”の後日談が2編、“暴走”中の中編の後日談が1編、続編への橋渡しと思われるのが1編、まったく関係なさそうなのが1編。 “…

読了:「航空事故/柳田邦男」

この本は30年前のものなので、ISBNすらありません(^^; それはともかくとして、内容は現在にも通ずるところがあります。昨今立て続けに起こっているJALのミスや、高知・宿毛での特急列車の終着駅への衝突事故、新幹線のATCのプログラムミスなど、事故へと…

読了:「メモリーズオフ アフターレイン Vol.2 想演/日暮茶坊」 ISBN:4757722036

こんな朝っぱらからこんな本を読んでいるわけですが・・・。「想演」:2ndのアフターストーリー。既存か新規かというニッポン放送のようなお話(マテ キーワードは「古事記」と「秋風」と「覚悟」(意味不明「双海詩音の事件簿」:Vol.1の「折鶴」と同時期の…

読了:「臨海副都心物語/平本一雄」 ISBN:412101541X

今や東京屈指の観光名所となっている臨海副都心、その開発に初期から関わってきた著者による書。 民活・バブル・鈴木都政など、今の日本を造ってしまった元凶がどっさりと。 元々の構想では東京テレポートの整備だったことなど、色々と臨海副都心のことにつ…

読了:「メモリーズオフ アフターレイン Vol.1 折鶴/日暮茶坊」 ISBN:4757721943

さっそく1時間程度で読破。 「折鶴」:これまでのメモオフシリーズのうち、1stのアフターストーリー的な内容となっています。修学旅行という定番のネタに京都という定番の舞台、そして同級生でないヒロインは出てこないという常識的な設定と学校を退学したは…

読了:「古都発掘 −藤原京と平城京−/田中琢編」 ISBN:4004304687

手持ちの本の読破は約1ヶ月ぶりというダメっぷり>< 講義の合間や電車の中などで少しずつ読んでいたので今日読んだ量はそれこそ十数ページだったりします。 この本は副題にもあるように藤原京と平城京を扱ったもので、奈良国立文化財研究所で発掘に携わって…

読了:「大震災 地下で何が/神戸新聞社編」 ISBN:4875212038

この本は神戸新聞において震災後に連載された記事、そして震災以前の有識者の地震・水害などに対する“警告”を取り上げた記事がまとめられたものです。 昭和40〜50年代に既に有識者から発せられていた“警告”。そのことに行政・民間人を含めていったいどれほど…

読了:「夏色の砂時計 リージェンの時間/岡崎いずみ」 ISBN:4757712871

そのまま続編も読破。先ほどまで読んでいた話を別の切り口から書いた形になります。 おそらくこちらだけを読んでも楽しめないだろうな、と思える作品です(ぉ

読了:「夏色の砂時計/岡崎いずみ」 ISBN:4757709277

ついついBOOK OFFなどに行ってしまったのでちゃんと未読本を消化しないと。そんなわけでライトノベルから消化。 あらすじだけは知っているという消化不良気味な状態だったので、少し胸の支えが取れた感じ(ぇ 読後はみんな善人だなぁ・・・と思うような小説…

読了:「大地動乱の時代/石橋克彦」 ISBN:4004303508

昨年から空き時間に読んでいたのでなかなか読み進みませんでしたが、やっと読破。 この著者は私が通っている大学に所属している教授で、先日講演があったのですが私はそのことを知らなかったので聞くことができませんでした。 この本は阪神・淡路大震災以前…

読了:「自然保護という思想/沼田真」 ISBN:4004303273

著者自身がフィールドワークこそ行っているものの研究者であることから学術よりの内容となっている感があります。 まず開発ありきの姿勢に対する批判など、自然保護を扱う上で必ずと言っていいほど論点となる箇所に加え、適度な管理によって維持されるべき現…

読了:「地震考古学/寒川旭」 ISBN:4121010965

全国各地に残る有史以前から今に至るまでの人々の営みを知る手がかりとなる遺跡、その中に刻まれた地震の痕跡を調べ、該当する地震を推測することで地震の規模と年代を判別できるのではないか、その取り組みを実例を交えて述べた書です。 著者が「過去の地変…

読了:「田沼意次 主殿の税/佐藤雅美」 ISBN:4313751653

日本史ではまず取り扱われる人物ながら、その実像となるとあまりよく知られていない、そんな感のある人物です。 あくまでも幕閣という立場上、幕府の側から見た行為を基準にして民衆側の視点で見ることが難しいというのも考慮すべきでしょうね。特に自領で領…

読了:「公共事業は止まるか/五十嵐敬喜・小川明雄」 ISBN:4004307171

中海の干拓や吉野川可動堰、更には今も土地の収用でもめている静岡空港などについて実地で反対運動をされている方による執筆を収録し、また自治体や政党の首長との「あるべき公共事業」の討論を収めた書です。 最低限、個々の案件を精査して適当な規模へと修…

読了:「メモリーズオフ〜それから〜 桜花乃交/日暮茶坊」 ISBN:4757720580

こちらは新刊。メモオフシリーズが今年で5周年とのことで、小説版も15冊を数えるまでになりました。思えば都営浅草線の車両の吊革広告がメモオフ一色になっていたのはもう5年も前のことなんですね(ぉ 内容ですが、毎度の事ながら1巻目で既にゲームの流れに…

読了:「Kanon−カノン− ②/原作:Key 作画:森嶋プチ」 ISBN:4840221308

思えば1巻だけしか持っていなかったコミックス版ですが、古本屋で見かけたので購入。 さすがにあの作品を2巻で完結させるのは無謀と言えなくもないですが、あゆ編を軸に各シナリオをある程度包含して“無難に”まとめた感じです。